2部会
裁判官,検察官法曹倫理研究部会
Shining Light on Judicial &
Prosecutorial Ethics
見過ごされがちな裁判官・検察官倫理の研究を通じて、法曹三者の
倫理を広く捉え、次世代へとつなげる取り組みを行なっています
活動内容
法曹倫理教育に関する委員会の第2部会の目的

裁判官及び検察官の法曹倫理等の研究
法曹には、裁判官、検察官及び弁護士が含まれますから、法曹倫理は弁護士倫理に限られないことは自明ではありますが、多くの書籍等で取り上げられ論じられているのは弁護士倫理であり、裁判官倫理や検察官倫理についてはそもそも想起すらされないといってもあながち言い過ぎではないのでしょう。
当委員会は、これから法曹を目指す法学部の学生、法科大学院生あるいは司法修習生等に、法曹倫理を我がこととして真剣に考えてもらいたいというのが目的のひとつですから、裁判官や検察官を志す者にも刺さるよう、裁判官倫理及び検察官倫理についても研究することが重要と考えひとつの部会として委員会内に設けられたのです。

さて第2部会が研究を始めると、裁判官倫理や検察官倫理について取り上げた文献が多くはないことに気が付きました。このような現状でどのようにして法曹志望者あるいは法曹となった者に対し当委員会の思いが届くようにすればよいのか、部会内で意見が交わされました。その結果、困難ではあっても裁判官倫理及び検察官倫理を論ずる「教科書」をつくることになりました。「書籍を出版するならば弁護士倫理についても一緒に論じよう」とさらに気宇が広大となり、法曹三者に共通する倫理について考察して法曹倫理の本質を論じた後、裁判官、検察官、弁護士ごとにその倫理を論ずることにしようとなり、毎回、議論と起案を重ねてきました。
その結果,草稿はまとまりましたが出版してくれる出版社はすぐには見つかりませんでした。各方面にあたり、ようやく第一法規株式会社が興味を持ってくれました。草稿を読んでくれた同社の担当者から「出版する方向で社内の検討をします。この原稿を世に出すことは当社の使命にかなう社会的に意義のあることだと思います。」とまで言っていただき感動いたしました。同社の担当者には「どうぞご遠慮なく貴社も利益を上げてください。」とお返事しました(笑)。
法曹倫理の体系化をめざす研究と実践
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授業調査・分析
弁護士倫理偏重の現状を分析
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研究
裁判官・検察官倫理の研究を開始
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書籍の企画
法曹三者の倫理を論じた書籍を企画
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書籍出版
執筆・議論を重ね、2022年に出版
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活用
教育現場での活用と発展
書籍出版
第2部会では、裁判官及び検察官2022年10月25日付けで出版された「不祥事事例の分析だけでは身につかない!弁護士が説く弁護士が押さえておくべき法曹三者の倫理」(関東弁護士会連合会「法曹倫理教育に関する委員会」編著)がそれです。出版にあたり各所に献本しましたが、当時の福島正義関弁連副理事長も読んでいただいて「帰りの電車のなかで読んでいたら夢中になって乗り過ごしてしまった」と非常にありがたい感想を頂戴しました。福島副理事長は、2022年10月の関弁連定期大会のときにも本書を賞賛していただき、感謝に堪えません。
また法科大学院には法曹倫理の科目のシラバスのなかで同書を参考文献にあげていただいているようで、こちらもありがたいことだと思っています。

2022年10月25日出版
「不祥事事例の分析では身につかない!弁護士が説く弁護士が押さえておくべき法曹三者の倫理」